その後、古梶先生とお会いしたのは、高校時代もあったかもしれないが、神戸ワールド記念ホールで行われた連合会の西日本大会である。

 当時、私は二十歳か21、先生は33歳くらい?(超、オトコマエ!)大会前日、京都大学で待ち合わせ、中津修武館出身のA君に会いに行くためで、古梶先生もストレートで京都大学に合格した愛弟子を自慢にしておられた。

 鹿児島からの参加は私一人で、中津からは7名くらいの選手が参加していた。夜は旅館で宴会となり、空港で私が買ってきた焼酎を呑むことに。

 古梶先生曰く「昔の武将は出陣の前になぜ飲んだか知ってるか?緊張をほぐすためじゃ!飲め!」てな具合で、生で一気飲み。

 酔った勢いで皆で軽く組手の練習。手先が狂って、誰かさんが鼻骨折りましたよね?